筋トレグッズは数あれど、なかなか手を出しにくいのがバーベルではないでしょうか。
住んでいる場所によっては、近くのスポーツ店に置いていなかったり、売っていても結構高額だったりします。
安価で済ませるためにプレートはダンベルのものを使用するとして、Amazonでバーベルシャフトだけ購入しようと思っても、安くなっているものでも4000円台。
今日は、そんなバーベルシャフトを1000円台で自作する方法を書いていきます。
必要なもの
材料は
- 鉄丸パイプ 外径27,5mm(100cmと50cmの2本)
- パイプ連結用のジョイント
- ビニールテープ
たったこれだけです。
どれもホームセンターならどこでもあるようなもの。
値段にして、1000~2000円程度だと思います。
作り方
それではさっそく作ってみましょう。
まずはこの鉄丸パイプ(100cm)と
もうひとつの鉄丸パイプ(50cm)をジョイントを使ってつなげます。
次に、パイプの両端にビニールテープをグルグルと巻きます。
10~20巻き以上、しっかりと頑丈に。
これがプレートのストッパーとなり、トレーニング中にプレートが外れて落ちてしまうのを防ぎます。
さらに、一度両手で持ってみて、自分が握りやすい位置にもビニールテープを巻きます。
ここは1巻きずつ薄く巻きましょう。
その際、両端からきちんと長さを測り、等間隔になるようにしましょう。
市販のシャフトは左右のバランスがとりやすいように、握る場所の目安がわかりやすいようになっています。
自作シャフトでは、このビニールテープを巻いて目印にすると同時に、滑り止めの役割も果たしてくれます。
たったこれだけ。
ダンベルのプレートを流用して、装着。
完成です。
プレートの着脱は、ジョイント部を外してストッパーのテープを巻いていない側から行います。
注意すること
市販のバーベルやダンベルのシャフトの太さは基本的には28mmです。
つまりプレートの内径もそれにあわせているので、外径28mm以上の鉄丸パイプを使うとプレートが入らない可能性が高いので、購入の際は注意してください。
また、上記の通り径はギリギリの太さです。
滑り止めのビニールテープを2巻き以上すると、プレートが外れなくなってしまう可能性がありますので、注意してください。
さらに、シャフトの長さは150cmになりますので、部屋でトレーニングする際は周囲の物や壁にぶつけないよう十分注意してください。
応用いろいろ
もし「まだ筋トレはじめたばっかりでダンベルもないよ!ダンベルないからプレートもないよ!」という方。
そんなときは、自作シャフトの両端にエコバックやトートバッグを装着。
中に中身の入ったペットボトルをお好きな重量分入れる。
これでお手軽バーベル完成。
2リットルペットボトルを3本ずつ入れれば、12kg(シャフト重量除く)。
筋トレをはじめてやる方や女性にはちょうどいいのではないでしょうか。
はてなブログの公式トートが当たった人も試してみればいいと思います。
さらに、僕はこのシャフトをチンニングバーとしても使っています。
必要なのは、もはや死語となってしまった「ぶら下がり健康器」。
これにカラビナをかませ、シャフトを通す。
これでお手軽チンニングバーの完成です!
正式なチンニングバーは安くても1万円程度しますが、ぶら下がり健康器なら通販でも半額近い値段で買うことができます。
またリサイクルショップに行けば、もっと安く手に入るでしょう。
ちなみに僕は知人から「ブームの頃に買ったものの、全く使わず倉庫に眠っていて邪魔だから持って行ってほしい」と、タダで譲り受けました。
なので、バーベルシャフトとチンニングバー、あわせて1500円程度で手に入りました。
バーベルシャフトに興味があるけど、なかなか手が出せないでいる方!
安価な予算でとりあえず筋トレはじめてみたい方!
特別な工具もなんにもいりませんよ!
ぜひお試しあれ。