ホント今さら過ぎてどうしようもない話なんだけど。
少し前にも「なんとか女子」についてちょっと書いたけど、今やすごい種類の「系」があっておもしろい。
いやホント、みんなそんなのもう知ってると思うんですけど。知ってる系だと思うんですけど。
僕は最近気付いた系なんで。気付いた系男子なんで。
それをブログに書く系男子なわけで。
ブログを読んでくれる系人類に発表したいわけです。人類て。
肉食系や草食系にはじまり、ロールキャベツやらアスパラベーコンやらありますけど。
そういう「なんとか系」って、ある種の性質をオブラートに包める便利さが流行のきっかけだったんじゃないかと思うんですよね。
ロールキャベツうんぬん言ってる先から、オブラートに「包む」とか言うとややこしいですけど。
だって、肉食系男子って、極端に言うと「いっつもムラムラしてる男」っていうことでしょ。
それを「肉食系」と表現することで、「いっつも合コンばっかり行って女の子口説きまくってるけど、それって野性的な肉食系ってことなのね」っていうことにできる。
「マシュマロ女子」
もう、そういうことじゃないですか。
あと、「カイジ系男子」とか。
単純にギャンブル依存症の無責任男なんだけど、「カイジ系」と表現することで、「まぁ、あいつカイジ系だししょうがないのかな」とオブラートに包めてしまう。
そんなものが並ぶ中
「昆虫食女子」
肉食系女子のような男性に対しての話ではなく、カマキリ、バッタ、セミといった昆虫を食品として食べる女性を指す。
すごい。昆虫食もすごいけど、「男性に対しての話ではなく」って断言しちゃったところがすごい。
ていうかその人はもう、なんて言うか、ごめんだけど、女子じゃないと思う。
普通に「昆虫を食べる人」でいいんじゃないだろうか。
包んだオブラートから、節足が突きでてる。
「給食系男子」
料理をつくって食べさせることに生きがいを感じる。
腕によりをかけたごはんを、召し上がっていただくのが最上の喜び。
これは逆に、ひとまとめにされてかわいそうなタイプ。
ただ料理が好きで、みんなに食べてほしいだけなのに「出たー!給食系男子!やっぱオリーブオイルめっちゃ使うの!?」
うるせぇ!いりこダシぶっかけっぞ!
「僧職系男子」
寺院に勤務する仏教関係者限定
もはや「系」じゃない。
「僧職」だけではなぜいけないのか。禅問答級に難解。
「月食系男子」
地球が太陽と月との間に来て太陽の光をさえぎるため、月の一部または全部が欠けて見える男子
宇宙かよ。フツーに月食の説明しちゃった。
「欠けて見える男子」じゃないよ。想像できなさすぎて、何回読んでも笑えて仕方がない。
このルールでいくと、語尾に「男子」をつければなんでも「系男子」の説明になるのかも知れない。
中国向けの中継サーバーをインターネットの不正接続に使わせたとして、警視庁や大阪府警など15都道府県警の合同捜査本部は5日、不正アクセス禁止法違反容疑で、東京都豊島区のサーバー運営会社「日中新生コーポレーション」社長ら4人の取り調べを始めた男子。
これは「11月5日15時57分のYOMIURI ONLINE系男子」ね。
このやり方でいけば永遠にいける。
いけるけど、いつまでもこんなことやってちゃダメだと思う。
人はもう「系」だのなんだのといった無駄なものを捨てて、次に進まなければいけないんじゃないか。
そう思ったんだけど、最近は、なんかミニマリストとかよく聞きますね。
余計なものは持たないのが流行ってるんですね。
捨てられてないのは僕だけみたいです。
【今日のラン】
特に意識はしてなかったのですが、いい感じにビルドアップできました。
(7kmからはダウンjog)