2年以上使ってるドライヤー。
マイナスイオンモードみたいなのがあるやつなんですけど、ずっとオフになってたことに今日気が付く。
え?あった?こんなところにスイッチあった?
なんか、持ち手の後ろ側(手のひらで隠れるところ)にちっちゃいスイッチがありました。
なにそのスキマスイッチ。普通に使ってたら絶対気付かない。
逆になんで今日気が付けたのか。
いや、ていうか。ていうか、オンになってようよ。
それが売りだったじゃん。「私の長所はマイナスイオンモードがあることです!宜しくお願い致します!」だったじゃん。
「私が御社に採用いただけましたら、マイナスイオンで髪をサラサラにします!」って言ってたじゃん。
入社初日からマイナスイオンモードでいこうよ。なんでオフで来ちゃうの。
ずっとオンになってるつもりで「ほー、これがマイナスイオン効果なるものか」って思って2年以上経っちゃったよ。
で、スイッチ入れたら、先の方とかピッカー光ってんの。緑に。
「部長、やっと見つけましたね。僕のやる気スイッチ」
うるせぇバカ!
いや、ホントに。なんでオンになってないの?
「髪の毛サラサラモード」と「髪の毛サラサラじゃないモード」のどっちがいいですか?って人に尋ねたら、誰だって「髪の毛サラサラモード!」って答えるでしょ。そして「ムーンライトパワー、メーイクアーップ!」でしょ。
綾鷹と急須で淹れたお茶を間違えた職人さんでも、そこの選択は間違えないでしょ。
例えば。例えばさ、マイナスイオンモードだと髪の毛がサラサラになる代わりにすっごく臭くなるとかさ。
サラサラになる代わりに足の爪に垢がめっちゃ溜まるとかさ。
そういうことだったらわかる。オフにしておこう。
そんで「どうしても今日は髪の毛サラサラでいたい!」っていう勝負の日だけオンにする。
でもって、髪の毛がサラサラになった代償にすっごい臭くなって、足の爪も超汚くて結果失敗する。
でもさ、そういうワケじゃないじゃん。マイナスイオンどんどん髪に浴びせていきたいじゃん。
で、まぁ中にはマイナスイオンいらんわーっていう人もいるだろうさ。
だからオンオフのスイッチが付いてるんだろうさ。
ただ、俺は言いたい。そういう人はそもそもマイナスイオン機能付きのドライヤー買わない!から!常時!オンに!しとけっつーの!
ホント謎。ずっとイオンモードでいいのに。
イオンがいらないとか言うのって、セブン&アイ・ホールディングスの社員くらいでしょ。
この2年以上、すっごい損した気がする。
なんか、800サラサラくらい。そのくらい損した気がする。